2010.11.26 Friday 07:52

防音専門業者の勘違い事例

 ある掲示板で、防音専門業者が問題発言をしていました。

「吸音材は、空気の伝播音、高い周波数の音には有効ですが、低い音やドスンという振動音にはほとんど役に立ちません。素材が軽いからです。」

◇吸音材の特性について
 上記のコメントの前半部分は概ね正しいですが、吸音材の種類・密度・厚さによって、低音域や高音域の吸音率に大きな差が生じます。
*選び方によっては、低音域の吸音率を高めたり、他の防音材との併用により遮音効果を相乗効果で高める働きをします。
*素材が軽いから防音効果がでないのではなく、吸音材の使い方の問題です。
 この専門業者は、おそらく日頃から遮音材にシフトした力任せの防音工事を行っていると思います。住宅や構造に制約のある構造物の防音対策にはなじまない考え方です。

◇吸音材の使い方
 基本的に、遮音材、制振材と一緒に使用するのが前提です。
*単独で使用するのは、簡易防音のため、止む無く収納家具などの背中に挟むなど、限定的な使い方、リスニングルームの反響を軽減して、音漏れを軽減するという使い方が一般的です。

 吸音材を軽視する建築士・コンサル、防音業者には住宅の防音は依頼されないほうが無難です。
*防音材の周波数特性を考慮しない業者は、素人に近いです。

  • - | - | - | - |

 
防音室・生活防音関連
CATEGORY
防音・知人のページ
CALENDAR
NEW ENTRY
COMMENT
PROFILE
SEARCH
OTHER

(C) 2017 ブログ JUGEM Some Rights Reserved.