私の出身地(米子市)から依頼されたプロのピアノ防音室(グランドピアノ:スタインウェイ)は、成功でしたと、依頼者ご本人からメールで報告が2回ありました。
*ラジカセの大音量、グランドピアノの音だしチェックの2回。
詳細はウェブサイトでご紹介する予定ですが、ここでは概略を述べます。
施工業者も、ピアノ音量の凄さに驚き、それでも床下の換気口(通気口)から、少し漏れる程度で、外の暗騒音にマスキングされて、殆ど聴こえない程度だそうです。
*夜でも近所が窓を閉めていれば問題なさそうです。
とにかく、プロが本気で弾くので、職人たちは音の大きさに驚くと共に、防音室の防音効果の高さに感心していたようです。
これでも、予算があれば床下の吸音材や、その他、補強したい箇所がありましたが、防音設計そのものは、成功です。
床のフローリングや壁の一部に使用した杉板が、音響をさらに良くして効果的だったと、依頼者が述べておられます。
最初、施工業者が提案していた防音構造とは大分、薄い構造の提案を私がしたわけですが、防音設計の能力が重要であることが再認識されました。
ちなみに、木造家屋では、音漏れなどに神経質になって、換気口をふさぐようなことをする人が居ますが、木材の土台・軸組み内部などが、湿気で腐る要因にもなりますので、ご注意ください。
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