2014.03.26 Wednesday 15:02

防音材と防音効果の評価

市販されている防音素材(遮音材、吸音材、制振材)は、遮音性能(透過損失)、吸音率、床衝撃音遮断性能について、メーカーが試験機関において実験した結果に基づいて、性能が公表されています。

しかし、これらの性能データは、実際に天井や壁に使用した場合の個体伝播音の遮断性能が評価されていないこと、吸音率も現場の区画面積などと、試験方法・試験体のサイズが異なるため吸音効果がかい離するなどの問題点があります。

また、施工方法によっても、防音材の効果は大きな差が生じるだけでなく、ほとんど効果が出ないという現象も発生します。これらの防音の課題は、具体的な試験によって解明したデータや現場での検証(音測定、居住者の体感など)を勘案して評価することが望まれますが、防音設計の手法として整理することは大変な労力と期間がかかるため、誰もウェブページや論文、書籍などにまとめていないようです。

このような状況もあり、我々実務者は、自分の担当現場の検証を中心に積み重ね、既往の資料を考慮して、独自の防音設計及び施工の中に標準化していくしかないのです。この標準化が最も重要な課題としてあります。

私は、まず、木造住宅における防音室を中心に、対策レベルを仕分けして、ご予算やリクエストに応じて、費用対効果を追及しています。現在、特設ページ、個別のテーマとして、運営しているウェブページに備忘録、応用の利く事例を中心に少しずつ整理しようと、本業の合間に検討しています。

防音材や防音構造の評価が、設計・施工の標準化の大半を占めると思います。
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