2014.04.09 Wednesday 09:59

防音室における固体伝播音の遮音対策

木造、マンションに限らず、ピアノやチェロなどの防音室の対策で重要で難しいのが、振動音など固体伝播音の遮音です。一般的に使われるのが防振ゴムですが、これ自体で完全に振動を遮断することは不可能ですので、費用対効果を考えると分厚することもできません。

また、建具や空間的な制約で壁や床を厚くすることできない一般住宅では、壁と床の共振をできる限り回避する構造的な工夫が不可欠です。具体的な納まりと使用する遮音・制振材などの仕様は職人が問題なく施工できる工法でないと実現できません。

費用対効果を考えると、防音計画はまず、どの部分に手厚い対策を施し、内部での音漏れをどこまで許容するか、緩衝空間として利用できる部屋との関係や生活スタイルなどを総合的に検討することで、戸外への音漏れレベルを大幅に小さくして成立させるのが、一般的な木造家屋、住宅でのテーマだと思います。
一律に分厚い防音構造を構築する提案は、一般住宅では現実的ではありません。

薄い防音対策にこだわる「防音職人」では、防音計画・全体の方針での位置づけやメリハリを明確にして、臨機応変に対処します。この点の工法・仕様、防音材の入手が課題です。
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